2733人が本棚に入れています
本棚に追加
/425ページ
逆に峻介は漣の視点で見ると、本編で様々な姿を書いてきた作者からすれば「誰?」となってしまうような男っぷりで……。父の秘書に「ヘタレのボン」とまで言われていたあの青年がよくぞここまでのスーパーダーリンに……と感無量の気持にならせていただけました。
そして草准……。元々、本編では漣にとって黒い存在のまま終わってしまっていた彼の名誉回復が、このアフターストーリーの主な目的でした。
なのである程度の活躍は見込んでいたのですが、まさかここまで愛情深い叔父さんだったとは……。書いた作者もびっくりです。彼を肯定するコメントを多くいただけたことも、私にとっては嬉しいことでした。
彼はこれからも、峻介や漣の強い強い味方であり家族であり続けると思います。そして彼自身もきっといつか幸せになるはず……。
というか、私がいつか必ず幸せにします(言い切ったぞ)。
そんなわけで、そうしたあれこれを心の中にとどめておけず書き続けた結果、全68ページという長い長いアフターストーリーになってしまいました。
そして、草准宅を訪ねて帰ってくる2日間の中にいろいろな過去のエピソードを挟み込んだ結果、時系列的にも少しばかり複雑なお話になってしまい、読みにくいところもあったことと思います。ほんとにほんとにごめんなさい。
にもかかわらず最後までお読み下さった皆様、スターやコメント等で励まして下さった皆様、ファン登録して下さった皆様、本当にありがとうございました。
おかげで、あれこれと迷いながらも自信を失うことなく、最後まで書き切ることができました。そして、書くことの楽しさを最後まで保ち続けることができました。感謝しています。
エブリスタで連載を始め、皆様に出会えたことを、本当に幸せに思っています。
さて、今後のことについてはコメントの方に書かせていただきました。
少しだけエブを離れることになるのですが、また戻って来ます。それまでの間にも、このお話のSSなど書かせていただくことがあるかもしれません。その際にはまたお付き合いいただけると嬉しいです。
これからもどうぞ末永く、よろしくお願いいたします。
小椋水緒 拝
最初のコメントを投稿しよう!