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突如訪れる日常の変化
ある日を境に僕は新しい世界へ踏み出すこととなった...
主人公
暁 安曇(あずみ)
15歳
僕は今全く見知らぬ場所にいて誰なのかもわからない人(?)と話をしている、どうしてこうなったのかというと...
今日もいつも通りの日常だ、そう思って学校へと向かった
「おはよー!」
登校中に話しかけて来たのは僕の幼馴染の
亜前(あまえ) 柚鈴(ゆず)
「今日も可愛いね」
といわれる、これはいつものことなのだ
そう、僕は男だ...そう男の娘なのだ!
自分でも悔しいが
どんな女子よりも男子にもててしまうのである
その挙句女子にももててしまう始末
不本意なのだ、そう、僕からすればいい迷惑なのだ
「柚鈴...おはよ、何度も言っているけど僕は男だ!」
「はいはい、あずみんは立派な男の娘ですねー」
何故だろう、絶対に馬鹿にされているとわかる
こんな会話も日常茶飯事。
だがこんな幼馴染でもいつも僕を守ってくれている
今日も他学年の男子に呼び出され告白を受けたが柚鈴が
「あずみんには触らせないよ」
こんな場面では少しきゅんときてしまうのだが
それは関係ない
「あずみんの貞操は私が守るから!」
「何言ってんの?!」
そんなふざけた、でも楽しい日常
しかし
その時は突如訪れた
帰る途中、地震に巻き込まれ運悪く電柱が倒れて来たのだ
「あずみん!」
その声を聞いて僕は気を失った
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