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ものすごく切実なはずなのに、何かあっけらかんとしている。
岸本める氏の原稿を受け取った主催に、ふと思い浮かんだ案があった。
だって私たち、もうアラフォー、むしろ来年フォーティ―越えよ!
こういう時は、そうだ占い行こう!
そういうわけで、占星術やタロットなどの占いでご活躍されているなかむらかえるさんに大急ぎで連絡をとる。
――めるさんの婚活を占ってはいただけまいか。
お忙しいはずなのにご快諾くださり、打診の翌日に届いた回答は二千七百字を超えていた。
改めてなかむらさんに感謝を述べるとともに、結婚について悩むアナタにも届けこの言葉!
※
なかむらさんが駆使される占星術には、生年月日と詳しい出生地、また簡単な自己紹介が必要となる
そのついでに岸本氏に、失敗した婚活の年表と、このさいなかむらさんに聞きたいことがないかを尋ねた。
すると、「①恋愛と無縁の星の下に生まれてるのかが知りたい」ってそこからかーい!
今まで誰かに好意を抱いても、それが相手に分かると、何をされても自己責任になる=怖い。と思ってしまい、恋愛に憧れていても行動に移したことがなかったらしい。
さらに、熱しやすく冷めやすいため、冷めたときを想像すると、熱していた自分を否定する感じがして恋愛できないんだろうかと思う、と。
しかし、今までは『ほんとに結婚したいのか?』と聞かれると返事に迷っていたのに、ふと、「家族が死んじゃった時、耐えられる気がしなくなってきた」と思ったことからお見合いなど婚活をはじめたこともあり、終活の一環でもあるので結婚はしておきたい。
ということであれば、もし恋愛の星がなかったら相反するようにも思えるのだが、『②今後、婚期はあるのか?』はぜひ聞いておきたいところ。
さらにその③、『解決法はひょっとして結婚じゃないの?』 ずばっと聞いてまいりました!
※
Q① わたし(キシモト)は恋愛とは無縁なのでしょうか?
A①めるさんについて、恋愛とは無縁の星の下ということは一切ありません。
ただ、素の自分を表現するのがあまり上手ではないかも。本来柔軟な部分もあるのに、硬い表現をしていませんか。
前提として、占い上、恋愛と結婚は全く別物として読みます。恋愛は興奮、ときめき、セックス。どちらかというと非日常。結婚は生活、誰かと長い人生を共有していくことというくくりでしょうか。継続していく日常です。
恋愛で見ていくと確かに熱しやすく冷めやすい傾向はあるかもしれません。
恋愛の星に徹底追求してしまう星がかかわっているので、思いが強くなりすぎる傾向があるようにもみえます。
ある意味好きになると、0か百かになりやすいのかと思います。そこで踏み出すことを恐がっているのかもしれないですね。
しかし、いま恋愛をされていないならば、恋愛に向ける分のエネルギーを趣味や仕事で使い切っていませんか。
対処法として、おつきあいをはじめたら、早めに親に紹介してしまうのもおすすめです。親じゃなくてもいいんですけれど。
早めに恋愛に社会性を持ち込んだ方が恋愛としてのときめきは薄れても持続力が出てきます。
結婚で見ますと、占い上、その方の社会運と夫運というのは同じで見ています。
その方が世の中でどんなことをしていけば、長い目で見て満足の行く人生が送れるかということですね。
その運を自分で使うか、男性に託すかということです。めるさんの場合、その社会運がとても強いんです。
この運はご自分で使った方が男性に求めるものが緩和されますので、そうすると視野に入ってくる男性も増えるはず。タイプとしてはセンスや趣味が合い、同じものをわかちあえる方です。
けれどめるさんご自身が個性的な趣味をお持ちかと思いますので、そこを理解できる方。 これは婚活サイトで出会うのはむずかしいと思います。
(続きは『すべては成り行きなの』にて掲載。全体2500文字)
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