0人が本棚に入れています
本棚に追加
ビクトール達は男湯、ノナとアルは女湯の方へそれぞれ移動し始め、ガンタイはおねーさん二人(増えた?)を両手に(両方のお尻に手ぇまわしてる)混浴へ?(同性だろ?との
疑問は後にして)それを眺める軍曹の前に、受付とはまた違った感じの豊満おねーさんが
笑顔で現れた。突然の登場に少し慌てる軍曹。
「お荷物お持ちします~」
「お、おねーさんよぉ。とりあえず、混浴は後でいいよ。俺ぁっ、風呂場行くからよ。」
「ハイ~っ。わかりました。ではお荷物をお預かりします。」
グイッと押し出された手が箱に伸びる。それをやんわりと受け止め(何だか妙に柔らかい?マシュマロみたいな感じだけど。こーゆうもん?)押し戻す軍曹。正直、爆薬に銃器を預けるのは流石に不味い。てゆーか…銃だぞ?その時点で色々と疑問点が沸き起こり始める。
「…とりあえず、風呂入るし、荷物は持ってくよ。ワリいな。」
「ハイ~っ、お気をつけて~」
変わらない笑みを讃えつつ、こちらに視線固定の彼女を背に、歩き始める軍曹。その手は
警戒を緩めないように銃を握りしめ始めていた…
「背中を流しますよ?」
「ハイッ。」
雪のように白い裸身をキュッと引き締まらせて両手を握るアル。
(お湯をかけていいのかな?何だか躊躇っちゃうな。)
ノナは苦笑をしながら、それでもゆっくりと湯をかけていく。気持ちよさそうに
目を細める彼女。しかし視線がぶつかるのは可笑しい?冷静に考えれば
向かい合っている状態で浴槽前の洗面場に座っている事に気づく。
「ふふっ、これじゃぁ、背中を流せません。後ろを向いて下さい。」
「あっ(少し照れ隠しの笑顔を浮かべる。)すいません。ハイッ。」
最初のコメントを投稿しよう!