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コンコンコン…。
「社長?和哉君が来てるんですか?」
彩芽が入ってきた。
「ぅん♪今、試着室でこの前の試作品着てもらってるんだぁ♪」
莉奈は、嬉しそうに言った。
「そうですか。和哉君の保護者にも了承を得ましたので、良かったです。給料は、アルバイトと同じ料金を時給で出しましょう」
彩芽は、手続きを行っていた。
「ぅん。和哉の姿楽しみだなぁ♪」
莉奈は、微笑んだ。
暫くすると、試着室から和哉が出てきた。
薄緑色のワンピースを着て、髪はロングの黒、頭にはカチューシャを付けていて、白の日傘をさしている。
靴はパンプスをはいていた。
「莉奈?これで良いかな?」
和哉は、尋ねました。
「…ぅっ…可愛い~♪可愛い過ぎだよぉ~♪」
莉奈が、和哉に抱き付こうとしたので、彩芽は全力で止めた。
「社長、押さえて下さい。セットが崩れてしまいます。スケッチや写真を撮った後ならいくらでもして良いですから」
「…はぁぃ」
莉奈は、ガックリして何とか押さえた。
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