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彩芽が色々とポーズを指定して、和哉の写真を撮って行った。
莉奈は、横の椅子に座ってスケッチを書いていった。
和哉を真剣に見詰めて、仕事モードになっていく。
写真を撮り終えた和哉は、莉奈の方を振り返った。
莉奈は、時々和哉を見詰めながら、まだ真剣に描いていた。
「…っ」
和哉は、莉奈の真剣な瞳に見詰められてドキッとした。
「社長は、集中すると周りが見えなくなりますからね。和哉君、次の服に着替えてくれますか?」
彩芽は、和哉に説明しながら次を促した。
「はぃ」
和哉は、試着室に入って行った。
莉奈ってあんな顔もするんだ!
凄く真剣な顔で見詰められて、ドキドキした。
普段は、ふわふわしてるのになぁ。
そう思いながら、和哉は着替えて行った。
和哉は、試着室から出てきた。
「着替えました」
今度は、ピンクのボブヘア、着物風の洋服を着て、ショートパンツに靴はミュールを履いている。
莉奈は、まだ描き続けていた。
「また何枚か写真を撮りますね」
彩芽は、先程と同じ様に写真を撮っていた。
「お疲れ様です。着替えてもそのままでも良いですし、そこのソファで待っていて貰えますか?」
「分かりました。着替えてきます」
和哉は、試着室に向かった。
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