いつも貴方に惹かれてる

イメージモデル

一時間程経った頃。
「ふぅ～。こんなものかな？」
莉奈は、デザインの出来映えを確認した。

「莉奈？終わったの？」
和哉は、聞いた。

「ふぇっ！！和哉！ごめんね。夢中になっちゃって」
莉奈は、夢中になっていた事にやっと気付いた。

「あはっ。良いよ。それが莉奈の仕事だろ？集中して当然の事だから」
和哉は、笑って言った。

「ありがとう。和哉」
莉奈は、和哉の方に向かった。

「着替えちゃったんだねぇ」
莉奈は、少し残念そうだった。

「莉奈が集中してる間にね」

「そっか。また着てね」

「うん」
和哉は、ニッコリ笑って答えた。