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「「すすすす、
好きなんです先生のことが!!」」
やってしまった
言ってしまった
固まる先生
そりゃそうだ
体育終わりのグラウンドはどこか物寂しく
校舎からは次の授業のために移動している人達の笑い声が響いている。
高校生活最後の体育はなんかモヤモヤする形で終わった。
他に誰もいなくてよかった...
「いいい今のは忘れてください
さよなら!!!」
背を向けて校舎に戻ろうとしたとき
『えええ...ちょっとまって!!
あの~...星がきれいですね』
上を向いて先生は言った。
「ほ、星がきれいです??」
昼の空には星なんかひとつもなかった
そんな意味を考える余裕なんてなかった
『いやっ、何でもないよ、ほら次の授業始まるからはよ行き!』
先生の顔は見ることができなく
とりあえずこの場から立ち去りたいと思って一目散に校舎に入った
その後の授業は何もかも頭に入らなかった
放課後、自習室にいても頭は働かなくどこかぼーっと外を見ていた。
サッカー部や陸上部がグラウンドを走っていたり、テニスコートで硬式テニス部が練習していたり、
いつもと何も変わらないそんなグラウンド
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