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1話「幕開け」
私は目を覚ます。
風が吹かれた野原の上で寝かされていたようだ。手には紙がある。
その紙を見てみる。
『君たちには生死をかけたゲームを行ってもらう。ただ私が君たちに言いたいことは一つだ。”ニセモノを処分せよ”。君たちはブランドの商品と間違えてニセモノのブランドを手にしたことはないかな?つまりそれだ。武器や色んな行為などすべて自由だ。では、ご健闘を祈る』
私は何となくその紙をくしゃりと丸めて黒色のジャケットのポケットに入れる。
そしてたまたま近くにあった二つの剣を手に持つ。
「ゴミ処理タイムですか?」と言って私はその場からまっすぐ歩く。
ニセモノを除くための血なまぐさい戦いになるとはこの時の私にはまだ実感していなかった。ただ何かやばい気持ちになっていたのはポケットに入ってる紙を見て感じてしまったのは言うまでもない。
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