第1章 卑弥呼と内乱解決!

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「おはようございます...」 私は、弥生時代で眠りから覚めた。 「おはよう、さて、早速行くぞ、澪蘭。」 「え?今起きたばっかなんですけど?ていうか朝ごはんは?」 これはかなり無礼な発言だったか? 「そなた、食料を持ち合わせていないのか?」 「はい......」 正直に言えばお菓子があるのだが、それはいざと言う時に取っておかないと。 「ならば、これを食べよ。」 そう言って卑弥呼は3枚のクッキーを渡す。 「これは木の実を焼いたものだ。そなたのような育ち盛りの子供にはぴったりだ。」 私は一応中2で結構大人だ。 「あ、ありがとうございます。」 (。・н・。)パクッ 一口頬張る。美味しい。現代のクッキーに勝るとも劣らない味。 「美味しいです。元気が出ました。」 「子供は元気なのが一番!」 卑弥呼は相変わらず私を子供扱いしてくる。 「無駄話をしている暇はない、そろそろ行くぞ。」 「どこへ行くんですか?」 私は尋ねる。 「決まっているではないか。次に内乱が起こると出た水田だ。」 私たちは数人の部下を連れて行く。たくさんの家の間を抜けて、その水田にたどり着いた。そこでは、たくさんの人が、田植えをしている。 「おおい、さっさと出せ!」 「そんなことを言われても、おたくの米はまだあるんでしょう?」 早速言い合いが始まっている。 「うるさい!それ以上グチグチ言うと、刺してやるぞ!」 そう言って1人がもりを突き出す。 「こら、喧嘩はやめなさい。ここは同じ国。米は協力して作るべきだ。」 布で顔を隠した卑弥呼が割ってでる。 「なんだと?そこの女、黙れ!」 「ちょっと、誰に向かってそんなこと言ってるんですか!?」 思わず私が入ってしまった。まずい。 「うるさいぞガキ!」 1人の男が、もりを持って私に突進してくる。 グサッ... もりの先が、私の右足を貫通する。
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