いつもと同じ

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──カランカラン 22時12分頃、彼は店に入ってくる。 彼はいつものようにカウンターの左端に座る。 いつもと同じお酒。 …ではなくて、今日は珍しく別のものを頼んでいる。 そんな些細な違いにおかしくなって小さく微笑む。 何か、あったのかな?と考えるだけで愉快な気持ちになる。
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