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第2章
学校に向かう途中も、チキントリスは攻撃してきた。
「オビワン!何とかならないのか?」
(チキントリスをやっつけるには、闘う心が必要だ。誰かと闘ってみろ。)
「誰かって・・・」
(あいつなんかどうだ?)
梶原の子分の中田が、女生徒をからかっている。
「ヤバいよ!あいつは!」
(それくらいやらないと、チキントリスは居なくならないぞ。)
オビワンは笑った。
「他人事だと思って・・・」
僕は少し考えた。
・・・やって見るか!
「お、おい!」
「何だおめえ?武瑠じゃねえか?邪魔すんな!」
「やめろ!」
「何だとお?」
中田は女生徒を離して、近付いてきた。
僕は体当たりした。
中田が倒れる!
そこに跨がって、中田を殴った。
「やめろ!やめろ!わかった!」
中田は降参した。
女生徒が、
「ありがとうございます!」
僕はケンカに勝って、誇らしかった。
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