嫉妬カレシ日和

奇跡が起こると信じて

ん…??

ちょっと待って!!

今、“僕”って……そう確かに言ったよね!?

もしかしてっ!!!

「ねぇ…俊」

「なに?」

「私は誰でしょう!!」

「なに、急に…恵里香でしょ?僕の大切な彼女。」

わぁ……。

記憶が戻ってる…っ。

いつもの俊だ…。

良かった…本当に良かった…っ。

「…っ。」

「えっ!!何で泣いてんの。」

「嬉しく…て…」

「不安になってたの?てか、当たり前だよ。僕の彼女は恵里香だけ。」

夢みたいで信じられない…。

神様ありがとう。

奇跡を起こしてくれて＿＿＿。