付き合い始めた夏

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『私も俊くんと関わってから、とっても学校が楽しくなったの。毎日笑わせてくれたり、勉強を優しく丁寧に教えてくれたり。感謝しきれない程の元気と幸せを私に与えてくれてた。』 クラスが一緒になって。 毎日欠かさず、キラキラな笑顔で挨拶してくれたよね。 それが、どんなに嬉しかったか。 『もっと一緒に居たいよ??でもね……』 『うん。』 一瞬も目を逸らすことなく、私の話す言葉にずっと耳を傾けて聞いてくれる俊。 『怖いの…。俊くんの彼女になるのは』 『それは、どうして?』 不思議そうに首を横に傾げた。 そのキョトンとした表情は、不覚にもキュンとしてしまう。
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