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『私も俊くんと関わってから、とっても学校が楽しくなったの。毎日笑わせてくれたり、勉強を優しく丁寧に教えてくれたり。感謝しきれない程の元気と幸せを私に与えてくれてた。』
クラスが一緒になって。
毎日欠かさず、キラキラな笑顔で挨拶してくれたよね。
それが、どんなに嬉しかったか。
『もっと一緒に居たいよ??でもね……』
『うん。』
一瞬も目を逸らすことなく、私の話す言葉にずっと耳を傾けて聞いてくれる俊。
『怖いの…。俊くんの彼女になるのは』
『それは、どうして?』
不思議そうに首を横に傾げた。
そのキョトンとした表情は、不覚にもキュンとしてしまう。
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