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私の名前はホワイトよ。今日も白くて美しい服を身に纏う。
これ着ないとね、やる気が出ないのよ。
今年はなにをするのかしら、去年は最悪だったのよ。
私には大きな仕事無くてね、ブラックばっかいい仕事もらうんだから、、、嫌になるわ。
「おはよホワイトくん、調子悪いのかい?」
ちょっぴりションボリしていた私に話かけてきたのは
カカオさん。
「そ、そんなことないわ!絶好調よ、ただ去年みたいにブラックばっかりは嫌だなぁて、、、」
「なんだいそんなことか」
微笑ましくホワイトを見るカカオ。
「ひどいわ、カカオさん私にとっては一大事よ!」
頬を膨らますホワイト。
「すまんのホワイトくん、ただ今回は君は喜ぶはずさ」
ほら、と渡された仕事内容を見て口元が緩むホワイト。
「え!嘘?!ほんとに?ありがとうカカオさん!私がんばるわ!」
「ふふふ、頑張っておくれ」
ニコニコ笑顔で立ち去るカカオであった。
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