想い

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『雪、まだ降るかな?積もるかなぁ』 “雪? 夜中の12時位まで降るって言ってたよ” 『えっ?誰が』 “誰って、お天気お兄さん?” 『そこはお天気お姉さんじゃないんだ しかも、ギモンケイなんて ゆうらしいね アハハ』 “笑うとこ違うから” それからずっと他愛ない話ばかりしてた 何で会えたのか とか いつまで一緒に居られるのか とか また会えるのか とか 私の事、本当はどう思っているのか とか 本当に聞きたいことは避けたまま時間だけだ過ぎていった あの頃に戻ったみたいに楽しかった 横に尚が居る その事がとても嬉しかった
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