君を愛したい

2.日常

葵side

あれから結くんのお迎えのときによく立ち話をするようになった。
僕にとって毎日の小さな楽しみとなった。
高木さんはいつもかっこいいから緊張するけど‥。

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僕は気づいたときから女の人に恋愛感情を抱くことはなかった。
学生時代女の子に告白されることは度々あったがその子たちとは友達のままでいたかったから断った。
男の人とは何人か付き合った。それもいろいろあっていまはフリー。

僕は高木さんを恋愛感情で好きでも相手は違う。
しかし、毎日毎日話すたび好きになる。
だからといって好きをアピールしたり気持ちを伝えるとかは考えられられない。

彼は結くんのお父さんだから。