ある雪の夜。

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「どうしようか。 歩いて帰れないけど、歩くしかないか。」 自販機で買ったホットコーヒーをカイロの代わりにポケットに突っ込み、歩き出す。 家まで歩くと二時間以上かかるだろうか? こんな冷凍庫みたいな街を二時間歩くだなんて、命の危機を感じる。
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