エピローグ

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来生家の兄弟たちと鈴音は、みんな一緒で何も変わらないと笑い合ったが、彼らを取り巻く世界が少しだけ変わってしまったことに、後から気づかされる。 冬依は、登校するなりクラス中から女王さまのように敬われ、一部の一年生からは魔女のように恐れられた。 秋哉は学校中から王女さま然にかしづかれ、大げさなくらい女の子扱いで大事されて、全身にじんましんが出そうだ。 夏樹は、振り回してしまった仲間たちへの返礼に忙しく飛び回ることになり、そして鈴音は影でこっそり、『来生家のボス』『(あね)さん』などと呼ばれて、畏怖の対象となっている。 それから春一は、 「なんでこんなトコが痛いんだ?」 しばらく笑顔の反動で、頬の筋肉痛に悩まされることになった。      ーー了ーー
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