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そのウサギは何も言ってこなかった。
わたしも疲れてて。
でも彼がいてくれたから寂しさはなかった。
気づいたら穴がたくさんある広場のようなばしょについたの。きっと彼が導いてくれてたんでしょうね。
広場に着いたら急に彼が声をあげた。
びっくりしたわ。
その声で、穴からウサギがピョコピョコと。
ああ、この人は助けてくれたんだ。
そうわかった瞬間たくさんのふわふわな子達
に包まれて、わたしの意識は消えた。
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