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「フフ……見た? あなた、ここでも除け者にされてたのよ」
玲愛の言葉に、身体が震える。
ゆかりは、俺の知らないところでこんな風に遊んでいたんだ。
ここには他にも男の友達がいるのだろう。
そいつらとどんな話をしていた?
俺の知らないところで、何人の男と話をした?
なんで俺にはアカウントを教えてくれなかった?
俺は、たまに鬱憤を晴らすためだけに呼ぶ便利屋に過ぎなかったのか?
「ねえ、憎い? ゆかりが憎い?」
憎い? どうなんだろう。今の俺は、ゆかりをどう思っているのだろう。
「だったらいっそ……」
玲愛は笑いながら、とんでもないことを口にした。
「ゆかりも監禁する?」
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