第一話:悪魔のような女

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*** 「ふふっ、単純ね」 部屋を出る公平の後ろ姿を見送り、私はもう一度パソコンに目をやる。 私には、目的がある。 だが、それを悟られるわけにはいかない。 さあ、踊りなさい。私の手の上で。 まるで生きたまま焼かれる雛鳥のように。
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