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「リア、聞かないの?」
腕を伸ばしている圭一郎の横を通って
早足で玄関に向かうリアに
「気になんないの?」
圭一郎は声をかけた。
「はい。まったく…」
その目は怒っている。
「リア?…」
「…聞きたくありません… 殺人だなんて…!」
様子がおかしい。
「…どうし…たの?」
「殺人だなんて …どうしてみなさんは、そんな話しを聞きたいのですか…? どうして…?!」
「それは…人間の好奇心…かな?」
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