第1食 鬼

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「こちら、真岡さんです。」 苦しそうな表情をした男が一礼する。 怪原は真岡と言う男を霊視した。 「うむ。確かに鬼が取りついておるようだ。夜魔岡くん。」 「はい!」 夜魔岡は荒縄を怪原に手渡した。 苦狸田記者が尋ねる。 「怪原さん。これは?」 「これは浄めの荒縄と言って、憑依体を祓うことが、できるのだ。」 怪原は早速、荒縄で真岡を叩いた。 「う!う!」 「しつこい鬼だな。かーーー!」 「きき!」 真岡の体から小さい鬼が出てきた! 「やりましたね!先生!」 怪原は荒縄で、鬼をふんじばった。 「うむ。これから料理開始だ!」
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