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「はい。信じられないかもしれませんが、私はこれから皆さんがどういう事をして何時死ぬのかを知っています。」
「はっ!!?嘘だろ・・・?」
「嘘じゃないですよ。それに、耳元で話されると耳が痛いのでやめてください。」
「酷くねっ!?」
私をそんなに睨みつけないでください。嘘は言っていません。
あんまり言いすぎると朔夜と白夜が怒るから未来から来たなんて言えないし、もちろん刀の事だって言えない。
「だから、私は皆さんが生きる道に進めるように・・・時代を救うために、運命を変えに来たんです。」
「・・・そうだったのか。こんなまだ小さい子供がっ!!」
話を聞いて感動したのか、近藤さんが泣き出してしまった。
「あはは・・・。」
こういうしかないわよ。他になんて言葉をかけていいかなんて分かりやしない。
「じゃあ、私はいつまで生きていられるんですか?」
と、笑顔で沖田さんは言う。・・・これ、言っちゃったらダメじゃね?
「・・・それは、知る覚悟が出来てから個別で来てください。知られたくないって人もいるでしょうし。」
えーと漫才三人衆は言ったが、意外と納得したようだった。沖田さんも、少しガッカリしていた。
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