夢想

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目を覚ます。 爽快な朝だ。重苦しいカーテンの向こう側では、小鳥が囀っている。太陽の光も、鬱々とした気分を吹き飛ばそうと張り切って輝いている。 枕元の木箱を開ける。 内部が黒々と塗りつぶされたそこには、3匹の鼠が転がっていた。 共に入れられた自身のスマートフォンは、狂ったようになにか喋っていた。 今日も青い空が広がっている。
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