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「愛理、それ、誤解だからね。確かに、ユーディは愛理を刈った。けど、それ、アイリーンを救おうとしてやったこと。覚えてないだろうけど愛理も承諾した上でやった事。普通は向こう戻れば全部忘れるはずなんだけどさ…多分、ユーディに刈られた事が衝撃的すぎて、その場面だけが強く残っちゃったんだろね。ユーディは間違いなく、愛理を守る存在だから。安心して」
愛理はレジィをみつめて、話を聞いていた。
「どう?この話、信じられる?」レジィは小首を傾げてニッコリ笑った。
愛理はコクッと頷いた。
「じゃ、行こう。向こうで愛理が目覚ますまでに片つけなきゃーだからさ。ほら、早くジャンプして」
「ジャンプ?」
「あー、ユーディの所に行くって強く思えば行けるから。瞬間移動。ほら、ジャンプー」レジィは笑顔で両手を大きく下から振り上げて愛理を追い払うような仕草をした。
「ああ、そうなんだ」…ユーディの所へ行く!
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