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気付くと、愛理の前にユーディが居た。愛理は思わず、下を向いてしまった。
すぐにレジィが現れた。
「有難う。レジィ」ユーディはレジィに声をかけた。
「いえいえ。へー、ユーディってこんななんだ」レジィは物珍しそうにユーディを見た。
「あれ?初対面?」何だか、私、今はレジィの存在に救われる…
「うん。そうだよ。ユーディ、かっこ良いね」レジィは愛理にニコッと笑ってみせた。
「え、うん…名前とか…」愛理は不思議そうにレジィを見た。
「ああ、僕、愛理と話しながら、さっきからユーディと会話してたんだ」
「え?」
「あー、テレパシー?んー電話みたいなもの。普通は知らない人とは無理なんだけど、ユーディも僕も知ってる他の守護者に仲介して貰ってね」
「愛理が私を拒否したから、愛理の守護者に協力を要請したんだよ」ユーディは真顔で淡々と話した。
「拒否したつもりは無いんだけど…」愛理は小さな声で言い訳するように言った。
ユーディは首を左右に振った。「愛理と繋がらなくなった…それは拒否だ」
愛理は申し訳なさそうな顔をした。
「当然だ…私は愛理を刈ったんだから」そう言ってユーディは目を伏せた。
なんか…ユーディってこんなだったっけ?
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