放課後

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「え?何でわたしが遠藤さんを?」 放課後の教室でミヨリは咲に例のイケメン高校球児の話をした。 「え?好きじゃないの?」 「いや、人としては素晴らしいと思うけどイケメン=好きには、わたしはならないよ。」 ミヨリは、ガッカリした。 「てか、こないだ変装しておにいとミヨリ、牧場に来たでしょう?」 「やっぱり、バレてた?」 咲は、深いため息をついた。 「普通に来てよ。」 「分かった、今日、まー君誘って行くよ。」 早い転換だとミヨリ見ていて咲は羨ましかった。 「まー君、妹想いだから心配なんだよ。」 「どこが?まともに喋らないから分からない。」 咲は、家での話をミヨリにした。 「咲のバカ!まー君はまー君は咲を心配して…わーん!」 ミヨリは、泣いてしまった。 「ごめん、これからはちゃんとコミュニケーション取るよ。それで許して。」 「分かった。まー君に伝えておく。」 さっきまで泣いてたのにミヨリはニコニコしている。 今度は、小さく咲はため息をついた
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