疑惑

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僕には、彼女がいる。 こんな冴えない男に告白してきたのは学校1美少女の中木ミヨリだった。 ミヨリは、咲の同級生で親友らしい。 毎朝、僕の家まで迎えに来てくれる。 「まー君!」 「おはよう。」 いつも、ミヨリはニコニコしている子だ。 「俺さ、ミヨリに頼みがあるんだけど。」 学校に向かう途中で僕はミヨリに聞いた。 「何?」 「咲ってさ男っ気、ゼロ?」 「うーん、結構、男子から人気はあるよ。彼氏はいないけど。」 「そこが、危険なんだよ!」 「ビックリした、急に大声出さないでよ。」 「もしかして、あっち系でミヨリに惚れてるとか?」 「それは、考え過ぎじゃない?」 ミヨリは、ケラケラ笑いながら答えた。 そんな話をしていると学校に到着した。 「サグリは入れてみるよ。じゃあ、お昼ね。」 ミヨリは、ニコニコしたまま校舎に入って行った。
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