第5章 中国起源の日本文化

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その方法は、術の対象となる人物をこたつの中に入れて熱源を作動させる。しかも、こたつの中に入れるのは脚だけで十分だ。ただこれだけである。四神の大いなる力によって、対象はゆっくりと他の事をする気力が失せ、気がつけば身動きできず、最後には腑抜けのようになってしまうという。最も簡単な術でこれほどの力があるのだ。 なお、古代中国では、東西南北を守護する四神と共に、黄竜という霊獣が中央を守護するとも言われている。そのため、この黄竜を意味する黄色の供物をこたつの天板中央に配置すると、さらに術の力が増すとされている。 例えば、黄色い食物など良いだろう……みかんとか。
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