第1話 予感

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「この世の中では20歳に能力者になる。まれに早くに能力者になる人もいる。っと…」 パソコンに向かい小説を書いている。誰かに見せるわけでもなくただ自分の憧れを書いてるだけだ。高校1年生の俺には取得なんかなく友達もいない。そんなことだから非現実的な事を考えるのだろう。 「はぁ、異能に目覚めてくれねーかな?」 薄暗い部屋でつぶいている自分がいる。時間は23時を回っている。 「少し、サイトでも見るか…」 書いている小説を中止しgoogiruを開き異能と検索している。 「あれ?おかしいな…パソコンの画面が動かない」 マウスをいくら動かしてもがめんが動かない。 パソコンの画面が光を放つ────。 「これはまさかの!」 ピピピ ピピピ 目覚ましの音が鳴り響く部屋。 「ここはどこだ!」 寝ぼけながらおきる青年。 「どこ…だ…ってあっ、俺の部屋か…」 周りを見渡すがどこもかしこもなにも変わっていない。
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