フライング節分の鬼男女

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フライング節分の鬼男女

鹿児島は曇る 予定 まだ暗い。 タイムリー自作宣伝「節分の鬼男女」 なんとそのまんまの題目(笑) 何故わざわざ節分の話を作ったのかが判明。 数少ない昔の恋人が祝い事を大切にする女性で、節分の思い出がいつまでも忘れられなかったから。 その苦しみを塗り潰す為に敢えて強引に別の女性をモデルにした恋愛小説を書いたのだ。 私にとってその苦しみが、一種の後悔が強ければ強い程、その思いが原動力となって、実はそれほど好きでもなく、得意でもない小説に強烈なインパクトを残す。 そうか それほど忘れたかったんだな 忘れてしまった筈の記憶を思い出す。 創作する時間が長ければ長い程 悲しい思い出を思い出さなくて済む 大丈夫 俺は天才だから そう自分に言い聞かせて、悲しみにくれるだろう明日の自分にひとすじの光を ひとときの慰めをこめて筆不精の自分がそれでも書き上げたものであった。 加治木の人作品の一番のファンは自分 だからこそこの話の結末はハッピーエンド 未来への扉を示した示威作となっている みたい(笑) 未練タラタラの男の心根 嫌いじゃないのよね。 なんか君の名はとか電車男のプロデューサーが「架空の世界は恋愛で溢れているのに現実の人達は驚くほど恋愛をしてない」 とテレビで言ってた。 ねえ嘘でしょう? 嘘って言って 幸せな恋愛を現実にしている人でいっぱいの筈 でなきゃ世界に人は70億もいない。 少子化が今の日本の恋愛不足にあるのだとしたら それこそ恋愛小説家はうっ立たなければならない。 現実の恋愛程、涙と笑いが溢れるものはないということを。 男女とは? 男女とは? 日本人が忌み嫌った鬼とは? 鬼と人とを分けた意味とは果たして もう少し もう少し俺のこの話は 伝えたいことが足りない気がした。 1秒でもいい この世界のまだ結ばれていない男女の隔たりを 繋げることが出来たなら
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