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「あい~!ご飯できたわよ!」
母の声で目を覚ます。
こたつで寝ちゃったんだ。
あれ?!神様は??
そこには海パン男はいなかった。いた気配もない。
「夢…?」
母が顔を出す。「あら?あい?泣いてたの?何かあったの??」
えっ?目元を触ると湿っていた。
たくさん泣いたら、平気になっている…神様な声が聞こえた気がした。
確かに、私。もう大丈夫だ。
母に笑いかける。
「何か怖い夢みたみたいだけど、忘れちゃった!」
「あっそ。ご飯食べましょう!」
「はーい!」
あいはこたつを振り返った。
「ありがとう!こたつの神様!」
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