3話

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坂本の刑事の腕は署内でも上々。上司である奥村も一目置く人材だ。近藤の反応に、坂本は全神経を集中させた。 しかし、妙な違和感を覚えた。 「そうですか。それは、ご愁傷様です」 近藤は、まるでテレビのニュース番組でも見ているような、まったくの他人事の素振りだったのだ。
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