3話

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「わかりました。刑事さん、おそらく人違いですよ。私じゃないです」 近藤は朗らかに笑い、またアイスコーヒーを飲んだ。それが、坂本には不気味に映った。 「じゃ、この男に見覚えは?」 写真を手にし、小さくうなりながら首をかしげる近藤。 「うーん、どこかでお会いしたことがあるような気もしますが、知らない人ですね」
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