3話

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「オーパスワンじゃないですか。これ、一度で良いから飲んでみたかったんです。うれしい」 欲しかったおもちゃを与えられたような子どものように目を輝かせている。 「じゃ、二人だけのパーティーを始めようか」 診療所でよくやる了解ポーズを決めた明美はキッチンに戻り、今宵のメインと豪語しながらローストビーフを運んできた。
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