4話

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「あの日、明美さんが自宅で亡くなった日ですが、先生は一緒にいらっしゃったんですよね。何か変わった様子はありませんでしたか?」 「はい、明美ちゃんに誘われて遊びに行きました。彼女、すごく料理が上手で、それを食べながらワインを飲んで、他愛もない話をして。特に変わった様子は無かったと思います」 坂本と小松は腕を組み、天井を見上げている。唯加はデニムをギュッと握りしめた。
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