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いつも遊んでる幼なじみ。
アキラとタクミと私。
今日は私の家で食事会。
大人になって、就職しても、私たちは地元に戻ってきて、昔のように遊ぶようになった。
何も変わらない関係。
表面上はそう見える。
けど、
私の気持ちだけは変わっている。
大人になるに連れて、私の心は少しずつ、アキラに惹かれていった。
そして今、私の隣にはアキラが座る。
私の向かいはタクミ。
こたつの中に足を入れて、皆で準備した鍋を食べながらくだらない話をしている。
笑顔で話を聞きながら、
私はずっと緊張している。
足を伸ばすと、一人でこたつの中を独占してるアキラの足にあたってしまう。
誰にも知られず、私だけがこっそり、恋をしている。
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