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ボクは彼女の薄い衣装をめくりあげ、更にはわずかながらのビキニの中をそっと覗きにかかる。すると徐々に見えてくる美しい曲線。やがてその頂点がボクの視界の中に入ると同時に、ボクの手はビキニの奥にあるババロアをすくい出すかのような動きでミホのふくよかな胸を手のひらいっぱいに感じていた。
手のひらで柔らかい丘陵の部分を、指先で頂点の少し硬い突起物を弄りながら、更にボクは彼女の唇を求める。
前回の訪問では指名客をいくつか抱えていたおかげで、何度かボクの席を離れることがあったが、今回のこの時間はボクの独占タイムらしい。
「今日はまったりできてええな。前のときは結構慌しかったからなあ。」
「ミホそんなに人気やないから、いくつも被ってるときの方が珍しいで。」
「ええ?こんなに綺麗なボディーラインを持ってんのに?それはもったいないなあ。」
後々気づくのだが、この店の常連さんといわれるオジサン方々はどうやらスレンダー系のお嬢さん方が好みのようで、ボクの好みとは随分と違うようだ。
今夜はまだ二回目の逢瀬。まだボク自身が何をどうしていいのかよくわかっていない。おどおどしている様はきっと滑稽に映っているのかもしれない。それはそれでミホを楽しませているようだ。
「可愛いな。」
そう言ってミホはボクに唇を与えてくれる。
「どんだけオジサンをメロメロにしたら気が済むん。」
「うふふ。ここのお店、結構荒いお客さん多いから、シンちゃんみたいなうぶなお客さんは可愛いで。」
そして彼女はボクの膝の上に乗っかってくる。体と体の距離がうんと近くなる。しかも正面で。ボクの目の前には立体感のある大好きな丘陵が押し寄せていた。思わず顔をうずめに行く。
「ありがとう。」
セリフとしてはおかしいのかもしれない。でもボクの口から自然と出た言葉だった。
若い女性の匂いを存分に堪能するなんて、この年になるまで忘れていた。思い出すきっかけを与えてくれたヒデちゃんに感謝しなきゃ。などと思いながらミホの匂いを満喫する。
下からミホの顔を見上げるようにして、「いい?」と短い単語で甘えるように尋ねた。
「うふ、いいよ。」と短い単語で察してくれたミホは、体をボクに預けてくれる。
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