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「あんなミホちゃん、ちょっと仕事で憂鬱なことが続いてんねん。プライベートでもあんまりうまいこといってへんし、そんなこんなのうっとうしいことを忘れさせてくれる?」
って、聞いてみた。
「ええよ。ミホが全部忘れさせたげる。」
そういって、彼女はたわわなおっぱいの中にボクの顔をうずめてくれる。
もう、これは嵌るしかない。
こうなるとブレーキが利かないのがボクの悪い癖だ。
「じゃあな、とりあえずボクのメル友になってくれへん。返信はときどきでええから、ボクが三回送ってそのうち一回返してくれるだけでええから。」
「ええよ、それぐらい。」
快く承諾を頂いたので、ボクは名刺を渡す。
「本名載ってるけど、ええん?」
申し訳なさそうな声でボクに尋ねる。
「なんであかんの?ボクがお願いしてるんやからええやん。」
「うん。ありがとう。なるべく早く送るわ。」
ニッコリ微笑んでそう言ってくれた。
事実、その二日後にはボク宛にメールをくれている。
「シンちゃんこんばんは!ミホです。メール遅くなってごめんね。この間はありがとう。また会いにきてね。」
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