◆思い出す・・・

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「あんなミホちゃん、ちょっと仕事で憂鬱なことが続いてんねん。プライベートでもあんまりうまいこといってへんし、そんなこんなのうっとうしいことを忘れさせてくれる?」 って、聞いてみた。 「ええよ。ミホが全部忘れさせたげる。」 そういって、彼女はたわわなおっぱいの中にボクの顔をうずめてくれる。 もう、これは嵌るしかない。 こうなるとブレーキが利かないのがボクの悪い癖だ。 「じゃあな、とりあえずボクのメル友になってくれへん。返信はときどきでええから、ボクが三回送ってそのうち一回返してくれるだけでええから。」 「ええよ、それぐらい。」 快く承諾を頂いたので、ボクは名刺を渡す。 「本名載ってるけど、ええん?」 申し訳なさそうな声でボクに尋ねる。 「なんであかんの?ボクがお願いしてるんやからええやん。」 「うん。ありがとう。なるべく早く送るわ。」 ニッコリ微笑んでそう言ってくれた。 事実、その二日後にはボク宛にメールをくれている。 「シンちゃんこんばんは!ミホです。メール遅くなってごめんね。この間はありがとう。また会いにきてね。」
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