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何だかとってもうれしかった。すかさず返信したことは言うまでもない。
この日は平日中日の水曜日ということもあって、やはり来客は全体的に少ない。つまりボクは、いきなりミホと2セット分をまったりできたのである。
始めの方で少し述べたが、この店は1セット四十分制度。営業時間は十八時から二十五時三十分となっている。
この日は空いているだろうことを期待して、受付からすでに2セット先払いしている。いわんや一時間二十分の間、わずらわしい手続きを不要として、まったりできるというわけである。
「今日はあんまり忙しそうやないね。」
「水曜日はお客さん少ないし。」
「ところで、この店に来てもうどれぐらい経ってんの?」
「やっと二ヶ月ぐらいかな。」
「お店の雰囲気とか、慣れてきたかな。」
「ちょっとずつかな。」
こんな会話の間もボクはずーっとミホのおっぱいを手の中で泳がせている。
「ミホは年いくつ?」
「今年二十二歳になった。」
「もうなったん。まだ四月やで。」
「ミホの誕生日四月十日やもん。ついこないだなったとこやし。」
「ボクも四月やで。五日やねん。ほんなら来年は一緒に誕生日会しよか。」
「しよしよ。」
なんだかどんどん楽しくなってっくる。
さらにこんなことも聞いてみる。
「色んなオジサンたちが、ミホのおっぱいのことを褒めるやろ。ほんで、何々買うたろかとかいうて、デートに誘うやろ。」
「うん、よう誘われる。」
「せやけど、絶対行ったらアカンで。お店の人にもアカンて言われてるやろ。」
「うん、言われてる。」
ボクとミホとの会話って、逐一こんなもんである。
何がって、ミホのセンテンスはわかりやすすぎるほど短い。
今の子にありがちな、単語を順番立てて文節を作り、さらにそれを順序良く並べて文章として話をするのが苦手なのかも。
ボクの子供なんかも高校生になるが、同じように順序立てて話すのは苦手だ。
そういった子達は、おおよそ会話のほとんどを二、三の単語で済ませてしまう。
まあ、ミホの場合は舌っ足らずのしゃべり方が一つのセールスポイントなので、短い文書の方が可愛くていいんだけどね。
「ほんなら、それに見習ってボクも食事のお誘いでもしてみよかな。ミホは何が食べたい?」
「そうやなあ、焼肉かなあ。」
「ほんなら焼肉食べにいこか?」
「連れてってくれるん?」
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