◆ブログとお土産と我慢・・・

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そんな普段の生活に少しうんざりしている自分がいるから、こうして現実逃避をに来ているようなものである。 「一緒に住むかどうかは別として、まずは焼肉を食べに行こう。」 「いつ?いつ連れて行ってくれるん?」 「せやから、お客さんと一緒に行ったらアカンて言われてるやろ。」 「シンちゃんやったらエエって言われた。」 「ウソやろ。そんなわけないやん。」 まさにそんなわけあるはずがない。お店のスタッフに知られているほど、ボクはまだ常連客ではない。 「ミホがエエって言うたらエエねやろ?お店の人にいちいち言わんでもええやん。ミホが嫌なお客さんに誘われたときにお店の人に言うねん。シンちゃんは嫌なお客さんちゃうから大丈夫やで。」 そういわれると、かなり嬉しい。 「そやけどボクも普通に男の人やで。まさか襲ったりはせえへえんけど、エッチなことにならんとは限らんで。」 「きっと、シンちゃんは大丈夫な人や。それに別にそうなった時はそうなるときなんちゃうかな。きっとならへんと思う。」 「あんまり信用しすぎたらあかんで。」 「ほらな、シンちゃんはちゃんと心配してくれるやん。他のお客さんでそんな心配してくれる人おらんもん。」 またボクの中で葛藤同士を戦わせなければいけないのか。 「もうちょっとボクのことをよう見てから判断し。それでも大丈夫やと思たら、そんときに行こか。」 「慎重やな。」 「ボクの信用問題やからな。慎重になるで。よし、その話は終わった。今日はまだミホの匂いもミホのおっぱいも堪能できてへんねん。ちゃんと遊んでな。」 「うふふ。シンちゃん可愛いな。」 「こら、おっちゃんに向かってそんなこと言うたらアカン。どんどんメロメロになってまうやんか。」 などといいながら戯れつつ、いつものように“シンちゃん座り”をしてもらい、匂いとおっぱいを堪能していく。今はこれだけで十分に楽しいのだから。 こんもりと盛り上がった丘陵はボクの手の中で弾けてくれる。指先で頂点の碑を押したり挟んだり摘んだりすると、甘い吐息の木霊が聞こえてくる。 その木霊の発する祠には、ネットリとした温かくて柔らかい女神が鎮座していた。座したまま眠っている女神さまを静かに呼び起こすと、彼女は丁寧にボクを迎えに来てくれる。 やがてボクたちは、本物の恋人同士であるかのように甘いひと時を過ごすのである。
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