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ここからしばらくは、物語の主人公である進也の様子を伺っていこう。
進也は昔の客車のシートを改良したようなシートに案内され、緊張しながら座っていた。
やがて彼の隣にひとりの女の子が現れる。
「ミホです。よろしくね。」
初めての挨拶は、シートの前に片膝をついて名刺を渡すことから始まり、すぐさまセクシーな衣装で男たちの目を楽しませてくれる。
ミホは見た目が少しクールな性格のようだが、それはそれで進也にとってはそそられたりする要因になるのである。
こういう店ではある程度のボディータッチが許されるのだが、ある程度って?
彼女に聞くところによると、
「指名されてるから、どこ触ってもええよ。でも優しくね。」
って笑顔で答える。特に進也はおっぱい大好き星人であるので、ふくよかなおっぱいが存分に堪能できれば、ある程度以上の楽しい時間を過ごせるようだ。
キスだってかなり濃厚だ。彼女はいきなり舌を絡ませて進也に挨拶を求めた。進也もそれに応えるように威勢を張る。
そんな彼女は、店の雰囲気に慣れない進也を優しくリードしていく。進也も覚悟を決めて彼女に身を任せるが、どうしていいかわからないまま、緊張感だけがありのままにミホの目には映し出されていたようだ。
「うふふ、可愛い。」
キュートな若い女の子にこんなこと言われて楽しくないわけがない。
どうせ外れたタガなら、お利口さんになっている必要はない。思う存分にエロチックな享楽を嗜むべしである。進也は慣れないながらもそう思うことにした。
「綺麗そうなおっぱいやね。ちょっと見せてもらっていい?」
黙ってうなずく彼女に甘えて、彼女のビキニを少しずつずらしていく。トップまで綺麗な放物線を描いている。
「これはとっても綺麗なおっぱいや。ちょっと触ってもいい?」
彼女はこれにも黙ってうなずいて、体を進也に預けてくる。
やや手の中に収まらない程度の適切に値する、というか、どうやら進也は彼女の美しいバストラインが気に入ったようだ。
今日の彼女は何人かの指名客を抱えており、何分か置きに席を離れた。そのたびにヘルプと呼ばれる指名の客を持っていない嬢が指名客の留守の間の相手をしてくれるのだが、この夜にヘルプに来てくれた嬢たちはこぞって香水まみれの体を進也に擦り付けていった。
そのあとで進也はミホの匂いに気づく。
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