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早くも再来の日が近いことは予感できた。それだけ彼女の美しい胸の膨らみには魅力を感じていたということである。
恋の予感はすでにここから始まっていた。そんな気がする。
元来が甘えん坊のボクは、こと女性のふくよかな胸に対する憧れが相当強い。
幼少期からあまり母との折り合いがよくなかったボクは、母に甘えて過ごした時間の記憶がない。「長男だからしっかりしなさい」というのが母の口癖だった。特に由緒ある家柄でもないだろうに、大阪の大都会で長男も何もあったもんじゃないのだが、両親共に田舎育ちの古い人たちなので、いわゆる俗的な風習が身についていたのだろう。おかげでボクが異性に求める偶像と言うのがおのずと偏った好みとなる。そう、それがおっぱい大好き星人となるボクの礎なのである。
そのボクの偏った好みをミホの若くて美しい体は十分以上に満たしてくれる。
「ボクはミホちゃんのおっぱい目当てに来てんねんけど。それでもええかな。」
「ミホのおっぱい目当てに来てくれたん?それはそれで嬉しいで。」
「今日はキミの綺麗なおっぱいを堪能しに来てん。スケベなオジサンやと諦めてね。」
ボクはミホの体を引き寄せて、もう一度首筋の匂いを確認する。間違いない、前回の匂いと同じだ。香水やコロンの匂いが一切しない。
「やっぱりミホちゃんはええ匂いがするな。この匂いがたまらんわ。」
「変なの。どんな匂い?」
そう言って彼女は自分の腕や肩の匂いを嗅いでみる。
「ちがうねん。そこの匂いとここの匂いは。キスしてもいい。」
そう言ってボクは甘えるようにミホの目を見つめた。
「うふふ。ええよ。」
言ったとたんにミホはボクの唇を迎えに来てくれた。
最初は軽いタッチから。やがて少し開いた唇から彼女の女神様が現れる。ボクは女神様を導くように迎え入れ、次の瞬間にはやや強引に彼女の祠の中に侵入していた。その直後に甘いネットリとした芳香と刺激がボクを襲う。
ボクの右手はすでに彼女の胸の膨らみを探っていた。ベールに包まれている彼女の柔らかな丘陵は、半透明のブラウスの下にわずかながらのビキニで覆われている。
「ミホちゃんの綺麗なおっぱいが見たい。」
そう言って再び甘えるようにミホの目を見つめた。
ミホも「いいよ。」と笑顔で答えてくれる。
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