雪明かりの夜、君を想う
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「年末は彼氏に会えるの?」 同期の声に私は答える。 「わかんない。忙しいみたいだから」 「年末年始も? ほんとうに仕事?」 私が顔を上げたら、同期の子はいたずらっぽく笑った。 「ウソウソ、冗談。ずっと梨乃ちゃん一筋だった彼氏が、今さら浮気なんてするはずないもんねぇ」 彼女の声を聞きながら思う。 そんなことはわからない。 スマホの画面に映る文字では、光希の本当の気持ちはわからない。
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