物語の始まり

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ケンサクゥ? 検索です あのー…いわゆる、事柄や単語を入れたら、成り立ちや意味を教えてくれる? はい、その検索です へぇ… 何かあれば私に何なりとおしゃってくださいな あ、うん それでは、私はこれで… お、またな 紅「さてwどうしたものか」 俺は未だに黒い龍のまま…よし!擬人化しようw 俺は体内にめぐる力をさらに凝縮させ、人の形になる様にイメージした すると、身体は上手く人の形になった 見た目は分からない… 多分、そこもおまけに入るんだろうな さて…地表が見えてきた 着地する前に周囲を見渡す 何も無い、あるのは広く続く樹海、 俺は枝に当たりながら着地した 紅「痛いwwwチクチクするぅwww」 俺、無事着陸、ちょいと痒いがw 早速だ、検索を使おうか はい、およびですか(□_□) What's here? ここは魔物が住む魔の樹海です。またここの魔物は同種族でも桁違いの強さとされ、樹海の主は神をも食らうとされ、人間、魔族も近寄りません(□_□) 詳しい説明ありがとう よし、湖を探すか! 何故かって?まず水資源から飲料水を確保したいから 次にそこから少し離れた場所に野営地を設置し、その後食料の確保の為かな あとは、周辺の探索をし、ここの生態系を知りたい それからだな、色々するのは え?んなもこと検索を使えばいいじゃないかって?違うんだよ、自分が行動することによって分かることは自分でする それでも分からないことを検索する それが、生きる上で大事なことさ… 紅「じゃあ、行くか…ん?水の匂い、こっちだな…」 俺は水の匂いがする方へ お!湖じゃねぇが、小川があった! 水深は1番深いところで目測…1.5mってとこか…こういうとこには磯蟹や鮒、鮠もいるから、食料には困らねぇな… 即席たき火ようの石もいい感じの奴がいくらかあるな それから…お!向こう岸に3m弱くらいの岩があるな…けど… 使い物にはならねぇな… 野営地には色々欲しいとこだが今は水と火元があればいいか… ん?なんで俺魔法使えるのに、向こうのサバイバル術やってんの? いや、間違いじゃねぇけど… ちなみに、山にキャンプを行く時は夏でも低体温症に成りかねないので、必ず経験者と専門知識を用いて挑みましょう!
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