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ヤベェ、検索に叱られちまったよ…
「グゥワァァァッ!」
「ギィエェェェッ!」
えと…目の前で死闘を広げてんのは…グリフォンとデケェ犬っころ?か
(□_□)悪くない見聞ですが、多少違います。グリフォン…正確にはエレメンタルグリフォン、火、水、土、風、光、闇、雷といった基本属性を巧みに扱い鋭い鉤爪で戦います、空の魔物ならば、彼の者に敵うのはエンシェントドラゴン位でしょうな
ほう?犬っころは?
(□_□)彼はフェンリルです
え?神狼の?
(□_□)はい、彼はその子孫に当たります、彼は風
、闇、雷の他に、氷、月、幻、夢の特殊属性を巧みに使い、狩りをするhunterです
彼が地が駆ければ轟音が鳴り響きます
また、単純な身体能力は両者とも互角と言えるでしょう
爪か牙か…そんな闘いでしょうか
解説ご苦労、しかしだな…
紅「彼らがこっちを見ているのは何故かな」
(□_□)単純なことです、紅牙様の殺気が漏れているからです
紅「それ早く言ってくれよ…」
ボヤいていると、フェンリルから声を掛けてきた、殺意混じりだがな
狼「てめぇ…俺らの死闘に首を突っ込む気か…あぁん?」
それにつづき、グリフォンが言葉を発する
鷲「そうですね…しかも矮小な人間風情が我々に殺気をぶつけるなんて、愚の極み…殺してしまいましょうか…」
ゾクッ!
まじかよ…いい殺意だぜ…恨みも、憎しみもない…濁りない殺意…ただ殺すというだけの単純な殺意
紅「くく…たまんねぇぜ…」
俺は呟くように本音を漏らす
検索よぉ…
(□_□)何でしょう
紅「ヒトアバレしてくる…」
(□_□)分かってます
狼「おい、人間、なにを笑っていやがる……っ!」
フェンリルが一飛びで、100mほど後退する
鷲「フェンリル…なにを…っ!」
今度はグリフォンが飛び上がり俺から距離を置く
俺は嘲笑う、そして、歓喜する
紅「どうしたんだ?俺はただの矮小な人間様だぜ?ほら来いよ!その鋭い爪で!牙で!俺を切り裂いてみやがれ!さぁ!」
俺は殺気を二体にぶつける
二体もそれに応えるように殺意と魔力を高めていく
このぶつかりあいにより、空間が歪む錯覚を産む
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