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冬山登山
僕は、山に入った。重装備して雪に覆われた山を登るのだ。晴れたかと思えば、すぐに荒れる山道を進むのは容易なことではない。予め登山計画を立ててあるのだが、自然の中では予定通りになる方が稀である。カタツムリの歩みを進める僕は、日が暮れるとテントを張り、寝袋の中で寝た。
次の日、携行食を食べ、用も済ませた僕はテントを畳んだ。晴れたり霧がかかったりと気まぐれな山の中で、一歩でも進めようとひたすら登り、日が暮れるとテントを張って夜を過ごした。その後、ようやく山頂に到着した。360度見渡せるパノラマの景色と、山頂に留まる僕自身をカメラに収めてから日が暮れる前に下山を始めた。道中で日が暮れ始めるとテントを張って一夜を過ごし、朝になるとテントを畳んで下山を始めた。それを何日も繰り返しているうちに山小屋に着いた。
久しぶりに住宅と言える建造物の中に入った。誰もいない山小屋には、暖炉や台所がある。五右衛門風呂やトイレも付いてようやく人間らしい生活ができるようになった。今日からその小屋で一冬過ごす事にした。今日は疲れてるので、寝袋の中で寝る事にした。
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