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夕食後掘り炬燵を囲み、一緒にスキー旅行に来た同僚や後輩達と酒を酌み交わしている時だった。 俺の足が何かを蹴っ飛ばす。 「あ! 悪い」 対面の後輩に詫びを言う。 「へ? 何ですか?」 「あれ? 今蹴っ飛ばしたの、お前の足じゃ無かったのか?」 「俺は蹴られていませんよ」 左右の2人も如何したんだ、って顔で俺を見ている。 あれおかしいな、確かに何かを蹴ったのだけどな? 掘り炬燵の布団を捲って中を覗き込んだ俺の目に映ったのは、掘り炬燵の底に座り、鼻血と涎を流しながら俺達の股間を凝視している婆だった。
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